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最愛の1枚を見つける。人気「白シャツ」企画の第4弾は"褒められるシャツ"がテーマ

褒められるシャツ ~白いシャツをめぐる旅。~


2018.5.23 wed - 5.29 tue 終了
伊勢丹新宿店本館4階=センターパーク/ザ・ステージ#4

今年で4回目となる、白いシャツにフォーカスする「白いシャツをめぐる旅。」が5月23日(水)よりスタート。

今回のテーマは「褒められるシャツ」。

デザインや着心地だけなく、デザイナーのモノづくりへの想いも感じられる本イベント。

そこで今回6人のデザイナーに白いシャツのほか、クリエーションについてのこだわりをうかがいました。

彼らの深いこだわりからデザインに秘められたストーリーもお楽しみください。


<MADISONBLUE>中山まりこ

ワークシャツを原型にしたハンプトンシャツ

1980年代よりスタイリストとして活躍する中山まりこさんによる<MADISONBLUE(マディソンブルー)>。

"上質なものをカジュアルに"をコンセプトにした服は、着ることによって完成するスタイルを持ち、その姿勢が多くの大人の女性から支持を得ています。

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<MADISONBLUE>デザイナー中山まりこさん

「ただ売るだけのアイテムはつくりたくありません。買う体験もしてほしくて原宿にあるショップは、レジもストックとのドアもないギャラリーのような空間にしています。従来のブティックにはないショッピング体験ができると思っています」

インスピレーション源となるのは旅。

「旅を通じて得た情報や経験はなにごとにも代えがたいもの。特にモロッコは目が醒めるような青い空に砂漠の色、遊牧民の姿、目に飛び込んでくるものすべてが刺激的ですね」

今回のイベントに登場するのは、ブランドデビュー時からの定番であるハンプトンシャツ。

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「原型はワークシャツ。デニムと合わせて、さらっと着こなして首元を開けてもよし、襟を立ててもよし。袖口をまくり上げて華奢な手首を出して女性らしく着こなしてください」

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<STAMP AND DIARY>吉川修一

フレンチビンテージ服の影響を受けたリネンシャツ

2013年にデビューした<STAMP AND DIARY(スタンプ アンド ダイアリー)>は、日常生活の中で豊かさを感じられる洋服をつくっています。

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<STAMP AND DIARY>ディレクター吉川修一さん

華美な素材ではないけれど、着ているうちによさが伝わる本当にいい素材を使い、長く愛せるアイテムが揃います。

長く愛されるアイテムをつくる思いは、学生時代に初めて行ったイギリスをはじめ、仕事で行くヨーロッパの影響もあるよう。

「ものを長く使う習慣があり、自分の服もそういうものになりたいからですね」

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デザインインスピレーションの多くは海外で見かけた現地の人。

「美術館のランプや家具など無機物からもヒントを得ますが、やはり人が着ているものに関心があります。最近だとパリのカフェで働いていた店員さんや、アンティークショップにいたマダムが着ていたドレスが印象に残っています」

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目線の先には生活がある同ブランドが、今回のイベントで提案するのが刺繍コットンシャツ。

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コットンシャツはフランスのビンテージウェアを現代風にしたり、美術館のランプのディテールからヒントを得たタイムレスなデザインを提案。

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あえて白い糸で刺しゅうをした生地を部分的に使用。

立体感のあるフォルムとフェミニンな刺しゅうのコントラストが楽しめます。


<Ataraxia>成田加世子

様々な着こなしが楽しめるコットンビックシャツ

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<Ataraxia(アタラクシア)>は、スーパーシンプルをコンセプトとした大人の上質な日常着のブランド。

「自然とモダンな建物が融合した景観に、すっと立っている女性像をイメージ。 上質な素材・パターン・縫製・着心地と現在(いま)のデザインにこだわり、風が吹き抜けるかのようなクリーン感を感じていただけたらうれしいです。 様々な旅先が、アートが、芸能が、私にインスピレーションを与えてくれます。過去・現在・未来に、人や生活、自然から素直に感じた気持ちを形にしたいと思っています」

クリエーションのこだわりでは、バランスというキーワードが浮かんできます。

「自己の向上とまわりの調和。そのどちらが勝ることもなく均衡に、そして大きく豊かな関係性になっていくイメージをいつも大切にしています。その中で、楽しんで洋服づくりをしています」

コットンビックシャツは、たっぷりとった背中の大きなタックが後姿を美しく見せます。

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「このシャツのインスピレーション源の一つが、90年代のスーパーモデル。襟を少しだけ後ろに抜いてカシュクール風や、カフスボタンを留めて袖をアレンジした着こなしができます。チノパンツやデニムパンツとさらっと合わせて、颯爽と街を歩いてほしいです」

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<Luxluft>児玉洋樹

白シャツには夏仕様のスペシャルなチノパンを

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<Luxluft>デザイナー児玉洋樹さん

"基礎化粧品のように日々使われる、ベ-シックで上質な服を作ること"をモットーにする<Luxluft(ルクスルフト)>。

様々な街行く人から「この人が理想とする服はどんなデザインだろう?」と想像し、児玉さんなりの最適解をデザインに反映させています。

「リアルを知ってこそ理想が思い描けると思うので、とにかく見ることがインスピレ-ションの源ですね」

その理想に向けて、明確なデザインルールがあります。

「お客さまに『着たい!』と思ってもらえる服が大前提。自己満足的で無意味なデザインを極力排し、意味のあるディテールや素材を採用するようにしています。そのため市場にない生地は、自身で企画して生地もつくることもありますね」

児玉さんが <Luxluft>を手がけるうえでこだわっているのは、デザインから販売まで自身の目が届くようにしていること。

「仕入先も取引先も自ら赴き、またお客さまにはSNSでこだわりを発信して直接メッセージを届けています。つくると売るの両軸を持つことが、クリエーションのバランスを取るうえでも役立っています」

自ら全国を飛び回ることで、生まれてきたのは日本への愛着。

「本当に知らないことが多く、もっと様々な地域や人を知りたい。新しい出会いによって、クリエーションも進化すると信じています」

今回登場する白いシャツに合わせていただきたいのは、このチノパン。

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「『暑い夏にいかに快適にすごすか』をテーマに、オールシーズンアイテムを夏に特化させてつくりました。こだわった生地とシルエットの美しさをぜひ体験してください」


<Scye>日高久代

1枚に160ものタックをつまんだ10年以上愛されるリネンタックブラウス

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<Scye>デザイナー日高久代さん

「生地はこだわりがあるので理想とする色や質感を求めて、原料から指定してつくることもあります」

と、ファッション好きにファンの多い<Scye(サイ)>のものづくりは徹底しています。

一番好きな国は日本という心理にも、日本のものづくりに対する信頼がひしひし。

「洋服は完成までに多くの工程を要するうえ、工程ごとに専門的な知識も違います。各スペシャリストとコミュニケーションを取りながら仕事を進められることは、理想の1枚をつくるのに欠かせないこと。みなさんの日本人的気質が<Scye>の服づくりを支えてくれています」

服への真摯な姿勢から生み出されたリネンのタックブラウスが今回のイベントに登場。

10年以上に渡ってブランドの定番であり、リピーターも多いベストセラーです。

「高密度のリネンを使って、キャップショルダーの切り替え位置から等間隔に160ものタックをつまんでいます。これで身頃にボリュームがある、ふんわりとしたシルエットになり、1枚で着ても存在感があります。ケアのしやすさも魅力です」

それに合わせたいのは、同じく今回のイベントで販売するチノパン。

「インスピレーション源で多いのは、ミリタリーやワークウェア由来のアイテム。でもそれを踏襲しつつ、その時々でベストなバランスに変えて提案しています。このチノパンもそんな1本です」

デザイナー本人も把握しきれないほど、随所にこだわりを盛り込んだアイテムに出合いに来てください。


<INDIVIDUALIZED SHIRTS>ジェームス・ヘイザー

女性らしく着られるディテールで仕上げた2枚

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<INDIVIDUALIZED SHIRTS>社長ジェームス・ヘイザーさん

<INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズド シャツ)>の社長であるジェームス・ヘイザーさん。

最初のキャリアはニューヨークの5th Ave.にあったカスタムテーラーのお店。

ここで習得したカスタムテーラーの技術と、50年以上に渡ってシャツを作り続けてきた経験から様々な仕様のシャツをつくることができるのが同ブランドの魅力です。

「1961年の創業当時からの方法でシャツを製造しています。現代では接着タイプの襟芯を使うシャツメーカーが増えているなか、フラシ芯を使用し続けているのが特徴。接着芯と違って芯が固定されないので縫製は難しくなりますが、体へのなじみ具合や耐久性に優れたシャツに仕上がります」

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現在では珍しい芯材を使っているのもカスタムテーラーとしての矜持があるから。

「カスタムテーラーとしての基本的な考え方は、$600で売られているシャツの着心地や仕様を、その半分以下の価格でお客さまに味わっていただくこと。安ければ安い方がいいわけではなく、良質なシャツを適正な価格で届けることが大事。その考えを元にシーズンの生地や色を考えていきます」

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現在16カ国の国と取引があるなか、最もチャレンジングなオーダーが多いのが日本だそう。

「日本からのオーダーは変わったものも多く、ファッションとしての新しい価値を生み出したものも数多くありました。日本で展開する生地はニューヨークの生地メーカーのアーカイブから見つけるほか、古い雑誌やアートギャラリー、ヴィンテージの洋服やファブリックからもインスピレーションを受けています」

今回のイベントのために、ボタンダウンとシャツワンピースの2型のシャツを製作。

「ボタンダウンは厚みがあるのに柔らかく、少し黄味がかった白い生地を使用。洗い込んでいくと独自のシワ感が生まれます。台襟の高さや跳ね襟の幅などをメンズよりも少し小さく、細めに仕上げています」

リネンのシャツワンピースは、身頃をたっぷり、胸ポケットも小さめにして全体的に可愛らしさを追求。

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「ドロップショルダー気味で袖付きも大きめ。オーザーサイズのデニムと好相性な1枚です」

■INDIVIDUALIZED SHIRTS ~TRUNK SHOW~カスタムメイド受注会

こだわりをもったINDIVIDUALIZED SHIRTS専属スタッフと楽しみながら、お客様ひとりひとりのサイズに合わせて、お好みの生地、襟型、カフ型、ポケット型などをお選びいただけるイベントを開催。

■日程:5月23日(水)、26日(土)、27日(日)

■時間:10時30分~20分

※都合によりスケジュールを変更する場合もございます。


また6ブランドのほかに、白いシャツを中心としたアイテムや、白いシャツに合うアクセサリーなどを提案するブランドも登場します。

<KENJI HIKINO>

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<KENJI HIKINO (ケンジ ヒキノ)>デザイナー引野謙司さん

"着て美しく、生活のための洋服"をコンセプトにしたミニマルで洗練されたデザインが特徴。

<THE FACTORY>

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イタリア人デザイナー、ロシャン・シルバによる「毎日着て、毎日洗える」がコンセプトのブランド。

<SOUTIENCOL>

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<SOUTIENCOL>デザイナー三浦俊彦さん

デザインからプロダクトまでのディレクションをデザイナーの三浦俊彦さんが担当する<SOUTIENCOL(スティアンコル)>

<ciito>

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<ciito>デザイナー丹生淳子さん

丹生淳子さんのハンドメイドアクセサリーブランド<ciito(シイト)>

糸と糸から生まれる彩り鮮やかな色をテーマにしたアクセサリーをご用意しております。

<memelon>

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<memelon(マメロン)>はデザイナーの蓮井まきさんが、原型製作から最後の磨きまで一貫して行うシルバーや10金のアクセサリーブランド。


一部商品は、伊勢丹オンラインストアでお取扱いしています。

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