CINRA.NET Special Collaboration

新宿と芸術

新宿と芸術

モデル前田エマ

イラストレーターmaegamimami

五感が刺激されるスポットを求めて

今回、「芸術」をテーマに新宿の街を巡るのは、東京造形大学在学中からモデルとして活動しつつ、朗読、写真、エッセイなどジャンルを問わず表現活動を続ける前田エマさん。そして、最近ではドラマ『カルテット』のポスタービジュアルも手がけ、女性から絶大な支持を集めるイラストレーターのmaegamimamiさんだ。多種多様な人が行き交いカルチャーが混ざりあう新宿は、アートが生まれる場所でもある。二人の五感が刺激されるようなスポットを巡ってもらった。

インタビュー・テキスト:冨手公嘉
撮影:西田香織
イラスト:maegamimami
編集:竹中万季、菅間碧
衣装:ワンピース(前田エマ) / SINDEE(問い合わせ先:スリック PR / 03-6755-1030)
アクセサリー(前田エマ)/ SIRISIRI(問い合わせ先:SIRI SIRI / 03-6821-7771)

Story

今回の登場人物

前田エマ

モデル

前田エマ

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1992年、神奈川県生まれ。東京造形大学卒業。オーストリア・ウィーン芸術アカデミーに留学経験を持ち、在学中から、モデル、エッセイ、写真、ペインティング、朗読、ナレーションなど、その分野にとらわれない活動が注目を集める。

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maegamimami

イラストレーター

maegamimami

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群馬県生まれ。女性誌・ウェブ・広告・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動するイラストレーター。また、クッションをはじめとする刺繍作品を展開するアーティスト。女性をモチーフにした作品が主。TBS系テレビ火曜ドラマ『カルテット』(2017年)のポスタービジュアル、LINEスタンプ、配信中の主題歌『おとなの掟』(Doughnuts Hole×椎名林檎)のジャケットといったアートワークを手がける。また、初の作品集『maegamimami Grab The Heart』(2015年)が発売中。

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 rendezvous 

待ち時間も優雅に感じるシャンパンバーで、まずは乾杯

THE STAND 伊勢丹新宿店伊勢丹新宿店本館の2階にあるシャンパンバー「THE STAND」は、黒を基調にシャンパンゴールドがあしらわれたラグジュアリーな空間。ファッションフロアの中心に位置しているということもあり、買い物途中に立ち寄って、迷っている商品を検討するお客さまも多いそう。二人でゆっくりお話するのは初めてだという前田エマさんとmaegamimamiさんも、スパークリングワインとスイーツを堪能しながら、おしゃべりに夢中に。

前田:伊勢丹新宿店の2階は私の好きなブランドが多いので、以前から買い物するときにこのバーの存在が気になってはいたんですが、なんだか大人な雰囲気で近寄れなくて。
maegami:わかります! 伊勢丹のなかでもここだけ別世界のようで……。
前田:でも一度座ってしまうと、もう大丈夫ですね。スイーツもおいしいし(笑)。maegamiさん、伊勢丹にはよく来るんですか?
maegami:親を連れてくることが多いかも。今度はここで待ち合わせようかな。
前田:少し時間が空いたときにここに来れば、座っている姿もなんだか絵になるし、文句なしのスポットですね。

maegami:それにしても、お会いしてすぐに乾杯なんて贅沢なスタートですね。
前田:本当に! なんだか素敵な一日になりそう〜。
maegami:エマちゃんは、お酒はよく飲むんですか?
前田:だいすき! いまは日本酒やウイスキーにハマってます。銘柄までは覚えられないんですけどね(笑)。
maegami:24歳なのに、大人! きっとお酒の楽しみ方を教えてくださる人たちがいらっしゃるんでしょうね。
前田:ぜひ、今度maegamiさんもご一緒に〜。
maegami:ぜひ!

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ジャンル問わず気鋭作家を紹介する御苑そばのギャラリー

KEN NAKAHASHI2014年に「matchbaco」という名でオープンし、2016年11月に本人の名前に改称されたギャラリー、「KEN NAKAHASHI」。絵画、写真、立体作品など、表現方法やジャンルにとらわれず、国内外の気鋭作家の展示を行っている。2017年に急逝した、世界中でも注目を集める写真家、任航(レン・ハン)の個展も生前開催されており、キュレーションのセンスは折り紙付き。ギャラリー内に設けられた広い窓からは、近くの新宿御苑を見下ろすことができる。

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歌舞伎町にあるファッションのホットスポットで遊ぶ

THE FOUR-EYED2016年9月に新宿歌舞伎町でオープンし、たちまちファッション界隈で注目を集めたセレクトショップ、「THE FOUR-EYED」。店の近くにはキャバクラやホストクラブがひしめき合い、入るためにはラブホテルを横切らなくてはいけない立地もユニーク。遊びにくるだけで、どこか新宿らしい空気を体感できるだろう。雑誌『STREET』編集室でディレクター兼フォトグラファーとして活躍していたオーナーの藤田さんは、「わざわざ来たくなるお店にした。空間と服のセレクトをおもしろがってもらえたら」と語る。

前田:おもしろくて素敵なお洋服がたくさん。藤田さん、せっかくなので何か見繕ってもらえませんか?
藤田:これなんかどうでしょう? 現在20歳のカナダ人デザイナーが手がけるブランド『VEJAS(ベジャス)』のアイテム。ここの洋服は、個人的にいま一番注目しています。
前田:(試着室から顔を出して)どうでしょう?
藤田:やっぱり似合ってる! こちらのデザインも着てみてください!
前田:いいですね〜♪ 不思議なデザインのお洋服が多いけれど、着てみると案外しっくりくる!

maegami:はじめて来ましたが、心をくすぐる小物がたくさんありますね。
前田:ファッション誌でもmaegamiさんのイラストをよく見かけますが、どんなお洋服が好きなんですか?
maegami:古着やヴィンテージものが好きで、よくチェックしに行きますよ。実際に買ったものをイラストの女の子に着せることもよくあるんです。だから、よく会う友達にはお気に入りの服がバレちゃうの(笑)。
前田:うわぁ、貴重なお話聞けちゃった!